お庭の土の中ってどうなっているかご存知ですか?お庭がお好きな方なら既にご自分でお手入れされているかもしれませんが、ほとんどの方は造られてからそこまで気にすることなく今まで生活されていると思います。
もし大切な記念樹やシンボルツリーに異変や気になる症状があるようなら改めて考えてみてください。
樹木の年間お手入れをご契約の郡山市安積町H様からこんなご相談がありました。遡ること2年前にシンボルツリーであったヤマボウシが急に枯れてしまい、同じ場所にナツツバキとドウダンツツジを新植させていただきました。それから2年が経ちナツツバキとドウダンツツジにも異変が起きていたのです。ナツツバキは上の方から枯れ枝が多くなり幹の更新もできていないのか黒いくすみが目立ち、ドウダンツツジは葉がチリチリになったり秋にはバラバラに紅葉するという症状が出ていたと言うのです。

こういう症状が出た時に私たちが最初に疑うのは『土』です。何故『土』なのかというと植物が生きるのに一番重要な部分の『根』が土の中にあるからです。今回は樹木の幹回りをぐるりと手掘りし土壌改良サービスを行ってから地表に保湿性を高め乾燥を抑えるマルチングをご提案させていただきました。土を30cmほど掘ってみると案の定大量の大きな石がゴロゴロと…。これでは根を張りたくても邪魔して上手く張ることができません。実際に樹木自体は3mほどあるのに対して全然根は張れていませんでした。土も山砂のように保肥、保水性のない痩せた土です。土壌改良サービスはこういった状態をプロの知識と方法で解決して樹木が元気にすくすくと成長しやすい土壌環境をつくることができます。樹木を根本的に元気にしたいという時に大変オススメです。

次にナツツバキとドウダンツツジは特に乾燥に弱い樹木です。夏場は特に土壌がすぐに乾きやすいのでこまめにお水やりが必要となります。そんな樹木にオススメなのが『マルチング』です。マルチングは針葉樹の樹皮を粉砕して柔らかくしたもので地湿の急変を抑制し保湿効果に優れているので、乾燥に弱い樹木回りに敷くと夏場の日差しや冬場の乾燥からも守ります。
樹木は人間のように話すことができないので悪いところを教えてはくれません。ただちゃんとした知識と経験があれば樹木が出しているサインに気付くことができることもあります。もし大切な樹木に異変が起きているのであれば私たちダスキントータルグリーンにご相談ください。

施工情報

【作業日】

2020年2月25日

から

2020年2月25日

【営業エリア】

郡山市安積町

【サービス内容】

土壌改良&マルチィング

【担当スタッフ】

加藤