12月も半ばを過ぎていよいよ年末ですね!
先日、初雪も降り寒さも一層厳しくなりましたが防寒をしっかりして乗り切りましょう!
本日は春に白く可愛らしいお花を咲かせるあの『沈丁花』に起こった被害についてのお話です!
先日、樹木の定期サービスをご利用されているお客様から「ずっと植えてある沈丁花が枯れそうなんだけどどうしてなの?」とお話をいただき確認してみると…なんと幹は萎れ、葉は所々茶色く枯れていたのです!
その沈丁花は植えてから15年ほど経っていて一か月ほど前から急に弱り始めていたそうです。
沈丁花自体は根が細くデリケートな樹木なので、私どものサービスでは逆に弱らせてしまう可能性があるということで対象外としておりましたが、弱りの原因と対策をお客様が知りたいとのことでしたのでお世話になっている樹木医の先生にお聞きしました。
原因としてあがったのはふたつ、まずひとつは今年の異常な暑さと水分不足です。
沈丁花自体はそれほど手入れをしなくても育つ樹木ですがやはり水分は必要です。そのお客様はお水やりは適度に行っていたとのことでしたが、今年の異常な暑さの中では少量の水やりでは根まで行き渡らず乾いてしまったでしょう。
もうひとつは猛威をふるった台風の影響です。
前述でも言った通り沈丁花は根が細くデリケートな樹木です。それは風などの影響も十分に受けやすいということであり、台風による強風で根から折れてしまうという可能性も十分に考えられるのです!
樹木医の先生の判断ではここから再起させるのは難しいという判断でお客様も残念がられていました…。
今回は沈丁花に対しての被害でしたが、他の樹木にも十分に当てはまる問題です。
もしお庭の樹木でこのような症状が見られたらお気軽にお問合せください!