マイマイガ

マイマイガは春から夏にいろいろな種類の樹木の葉を食べる雑食性の毛虫です。
体長約6cmの大型の毛虫で大量に葉を食べつくし、大木でさえ深刻な欠葉を免れません。
秋には、大量発生による醜い黄褐色の卵塊が枝や幹に付いて、不快な様相を呈します。

マイマイガに侵された木は弱くなり、穿孔虫や厳しい冬の寒さへの耐性がなくなってしまいます。
健康な落葉樹は、致命的な損害を受けずにマイマイガによる一回の欠葉に耐えられますが、常緑樹は一回の欠葉で枯れてしまうことがよくあります。

マイマイガの卵の一塊には千個もの卵が含まれているので、短期間のうちに甚大な被害をもたらします。

【活動時期】

4月~8月