ハダニは植物に寄生するダニで、植物の葉や蕾から汁を吸って生きています。
涼しい季節に発生するものもあれば、温かい季節を好むものもあります。
最適な環境下では、短期間で一気に数を増やし、植物に大きな被害を及ぼします。
ハダニはとても小さいので見つけにくいものです。
時には目に見えることもありますが、ほとんどの場合、被害が出始めてその存在がわかります。
白紙の上で葉をたたきよく見ると、小さいダニが見つけられるかもしれません。

ハダニによる被害の兆候は以下の通りです。

1. 葉の黄変、特に状陽樹の葉。
2. 葉の斑入り。外観がごま塩の状態。
3. 葉と花の変形。

ハダニは一般に、ホースで葉水をかけるとダニ数を減らすことができます。
しかし、駆除に至る行為ではありません。