芝生の中に樹木をそのまま植えてしまうとその樹木にはどういった影響が起こるでしょうか?まずは芝が樹木の幹根まで広がって地表に蓋をしてしまいます。すると本来樹木が得られるはずの水分や栄養、新鮮な空気などを芝生が吸収してしまうのです。そうなれば樹木は果たしてどうなるでしょうか?当然弱ってしまいますよね。では樹木と芝生がお互い元気に共存するにはどうすれば良いのでしょうか?
木の弱りをなんとかしてほしいとお困りで樹木年間お手入れサービスをご契約された田村群三春町のI様のお庭では、広々とした芝生の中に様々な樹木が植えてあります。ご契約当初は樹木の幹根まで完全に芝生が覆ってある状態でした。私共は弱りの原因は芝生の影響ではないかと判断し、雨水が落ちるラインまで芝生を剥がし土壌環境を改善する改良材の混ぜ込むことで樹木の根張りを促進させ、水分や栄養を吸収しやすい環境づくりのお手入れをさせていただきました。そして先日は芝生が再び幹回りを覆ってしまわないようにエッジング材の埋め込み作業を行いました。これで弱りの原因になる可能性をある程度改善することができたと思います。今後は年間管理による適切な施肥と病害虫対策で樹勢回復を期待したいですね。
樹木と芝生を元気に共存させたい方は一度お問合せください。お客様のお庭に合ったご提案をさせていただきます。