加藤です。震災後、いろんなところで目にするようになった太陽光発電所。
その多くは発電しはじめて7年~8年が経とうとしています。
発電施設の中も年々雑草が繁茂してきています。メガソーラー発電所ではないにしても広い面積です。維持管理って大変ですよね。
今回は郡山市田村町にある2か所の太陽光発電所の雑草対策で伺いました。
周囲から侵食してくる雑草、抜いても抜いても年々雑草面積は広がります。ほとんどの発電所は太陽光パネルの下を防草シートを敷き砕石を乗せるのが一般的ですね。でもいくら防草シートを張っても砂利の隙間に埃やチリと雑草のタネは風にのっていくらでも入ってきます。
目立つのは菊科の雑草、タンポポ、スギナ等ですね。この種の雑草は根が強く深いのです。だから抜いても根が途中で切れ土の中に残るのでまたすぐに生えてきてしまいます。そして根が伸びるので雑草の生える面積が広がってしまいます。
今回は目立つ大きくなった雑草だけ草抜きして、細かい雑草は砂利部分全面に除草剤を散布しました。除草剤は葉から吸収して根を枯らします。だから抑制効果も期待できます。
太陽光パネルの周囲は刈払い機械で草刈りです。藤のツル草が伸びてパネルに絡むと大変です。パネル周囲も年に2~3回は刈払いが必要ですね。雑草対策は様々な方法がありますが、当店では現場の状況を考え最も適切で効果の高い方法をご提案しています。