2022年の秋頃に葉が一部茶色くなり始めたことに気が付いたお客様。翌年の初夏の芽吹きはあまり良くなかったようで、季節が進むにつれて葉はどんどん茶色に。それまでに何人かの植木屋さんに見てもらったようですが、口を揃えて「病気だから消毒すれば大丈夫」と言われたようです。9月に入り、いつもの庭師さんにも同じことを言われて娘さんに相談したところ、私たちトータルグリーンのお手入れをご利用いただいていたので拝見させていただく流れとなりました。
門下ぶりの素敵な松。その枝には緑ではなく既に茶色になった葉が上から下まで…。一目見て、「これは松くい虫の仕業だ」と確信できました。
『松くい虫』とは・・・『マツノマダラカミキリ』というカミキリムシの一種とその虫が宿している『マツノザイセンチュウ』という線虫を指すことが多いです。この線虫が松の中で増殖することで水の通り道を塞いでしまい枯れてしまうのです。マツノマダラカミキリは松を好んで産卵し増殖していきます。
今回被害にあった松は、お客様が40年前に一目惚れして購入したもので、いつも子供のように可愛がり育ててきた大切な松だったようです。松くい虫の被害を受けた松は生き返ることはないと説明するととても残念がっていました。前述の通り、松くい虫被害にあった松は生き返りません。ただ、その被害を予防するお手入れはございます。トータルグリーンの『松くい虫予防サービス』です!もし長年大切にしている松があり、心配に感じている方がおりましたらお早めにご連絡ください!まずは診断から無料で承っております。