アメシロ(アメリカシロヒトリ)の問い合わせが急増しています。特に郡山市内が多いです。

通常6月から9月までに年2回(気候により3回)発生します。成虫の体長は約10mm(羽を広げると約30mm)で、1匹で1,000個ほど桑・柿・桜・梅などの葉の裏に塊で産卵し、約1週間でふ化します。幼虫は、体長が最大で約30mmになります。ふ化した幼虫は糸を吐いて巣を作り、約10日間集団で葉を食べ、その後は分散するため、そのまま放置すると周囲の樹木まで被害が及びます。毒針毛がないため、人間への直接被害はありませんが、大発生すると樹木を丸坊主にすることがあります。特に、2回目の幼虫が現れる8月から9月に最も被害が大きくなります。アメリカシロヒトリは、繁殖力が非常に強く、100種類以上の樹木の葉を食害し、クルミ、カキ、サクラ、ウメ、ハナミズキ、アンズ、ヤナギ、プラタナスなどの落葉樹を好みます。樹幹の割れ目や樹皮の隙間、浅い土中でさなぎになり越冬し、福島県では6月中旬頃に1回目の成虫が羽化します。

早期の駆除が効果的です。発見が遅れると周囲に拡散し、自宅の庭だけではなく、ご近所に迷惑がかかってしまいます。ただいまお試しの薬剤散布を3,240円で(1回限り)承ります。